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猫は何故爪とぎをするの?その理由と猫用爪とぎグッズの選び方を紹介

記事の執筆者
yuzukei-m
愛玩動物飼養管理士・ドッグライフカウンセラー・動物介護士の資格を保有したライター。猫や犬の飼育歴は20年以上で、現在は猫5匹と犬4匹と生活をし、地域の動物愛護推進委員・保護動物ボランティアも行っています。過去にはブリーディングも行っていました。その経験を元にした情報をお届けします。

猫を飼育するなら爪とぎは必需品と言われますが、何故猫は爪とぎをするのかご存知ですか?

また、猫用の爪とぎは材質の違うものがいくつかありますが、どれを選べばいいのか悩んでしまう方もいるかと思います。

そこで、猫が爪とぎをする理由と、爪とぎの材質ごとの違いやおすすめの爪とぎを紹介しますので、是非参考にしてください。

猫が爪とぎをする4つの理由

猫が爪とぎをする4つの理由を紹介します。

マーキングのため

猫は室内での1頭飼育であっても、自分のテリトリーを主張したがる性質があります。

猫の肉球は匂いを出す臭腺というものがあり、猫はテリトリーを主張する時にはこの臭腺から出る匂いをその場に擦りつけてマーキングを行います。

他には誰も使用することのない爪とぎにも、自分のものである主張としてマーキングをしています。

ストレスを解消するため

猫は運動不足や、何か嫌なことがあってストレスを感じた時にも爪とぎを行います。

また、着地やジャンプを失敗してしまった時にも、失敗したことへの恥ずかしさを紛らわすかのように爪とぎを行います。

気持ちを落ち着かせてリラックスするため

猫は時折何かに興奮して、家の中を走り回ることがあります。ひとしきり走った後には、高ぶった気持ちを落ち着かせるために爪とぎを行います。

無心に爪とぎを行うことで、興奮していた気持ちが落ち着いていき、リラックス効果も感じられます。

狩りへの準備のため

猫の爪は、薄い爪が何層にも重なってできています。内側から新しい爪ができてくるのと並行して、古くなった一番外側の爪は自然と剥げて取れていく仕組みになっています。

ただし、この外側の爪はすぐに外れないこともありますので、猫は爪とぎをして古い爪を取り除く作業をしています。

猫には狩りをして獲物を捕らえるという本能がありますので、いつでも狩りに行かれる準備として、古い爪を取り除いて新しく尖った爪をキープするように爪とぎを行っているのです。

爪とぎグッズの種類やメリットとデメリットを紹介

爪とぎには材質の違いでいくつか種類がありますので、それぞれの特徴やメリットとデメリットを合わせて紹介します。

段ボール製の爪とぎ

ペットショップやホームセンターなどでは、段ボール製の爪とぎが最も多く販売されています。

猫の爪とぎ用の段ボールは目が細かくできていて、その目の部分に爪を引っかけて研ぐ仕組みとなっています。

メリット
・取り扱い店舗が多く購入しやすい
・販売価格が安い
・どんな猫でも気に入る可能性が高い
デメリット
・爪とぎの後に紙のゴミが多くでる
・交換のスパンが早い
・安定感がないので爪とぎの最中に動いてしまう

段ボール製のおすすめ爪とぎ

・ミュー (mju:) ガリガリサークル

段ボール製の爪とぎですが、よく見掛ける縦長の形状ではなくサークル状になっています。ゴミがあまり飛び散らずに、中に入ってくつろぐこともできます。

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麻縄製の爪とぎ

麻縄を木などにきつく巻きつけて作られている爪とぎです。キャットタワーの支柱部分などには、よく麻縄が巻きつけてあります。

かなり力を入れて研ぐことができるので、ストレス解消にはもってこいです。研ぐ感触は木の爪とぎによく似ています。

メリット
・ゴミがあまり出ない
・猫にとって研ぎ心地が良い
デメリット
・段ボール製と比較すると価格が高い
・長期間使用していると糸が飛び出てくる
・麻縄の独特の匂いを嫌がる猫もいる

麻縄製のおすすめ爪とぎ

・ツメとぎワー 麻紐

麻縄がしっかりと巻き付いたポールには、ネズミのおもちゃも付いています、土台にしっかりと固定できるので、安定感もあり猫が両手で爪とぎをしても倒れるようなことはありません。

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カーペット製の爪とぎ

段ボール製や麻縄製を好まず、室内のカーペットで爪とぎをしてしまう猫がいるのですが、そんな猫にはカーペットタイプの爪とぎがおすすめです。

まさに、カーペットの素材と似ていて、爪をといでも引っかからないように毛足は短いものが多いです。

メリット
・柱や壁、廊下の角など好きな場所に設置することができる
・猫の使いやすい大きさにカットすることができる
・ゴミがほとんど出ない
デメリット
・室内の通常カーペットと爪とぎ用の区別が付けられない猫がいる

カーペット製のおすすめ爪とぎ

・どこでもツメとぎ巻き巻き

壁やテーブルの足など、お好みの場所に貼ったり巻きつけたりして使用することができます。取りつける場所に合わせてカットできるのが便利です。

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木製の爪とぎ

木でできている爪とぎです。自然界での爪とぎは木を使用しますので、自然の形に最も近く本来の目的である古い爪が一番よく剥がれます。

表面には、洗濯板のような感じで薄くギザギザが入っているものが多いです。

メリット
・耐久性が良いので長持ちする
・古い爪が剥がれやすい
デメリット
・価格が高い
・販売をしている店舗が少ない

木製のおすすめ爪とぎ

・杉にゃん 天然素材木製爪とぎ

国産の天然杉を使用して作られている、木製の爪とぎです。耐久性が良くゴミもほとんで出ません。万が一猫の口に木クズが入ってしまっても、天然素材を使用していますので体にも安心です。

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爪とぎを選ぶ時のポイント

爪とぎは形や材質など種類は様々なので、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。そこで、爪とぎの選び方を紹介します。

猫の好みを知る!

先に紹介したように、爪とぎには段ボール製や麻縄製などがあります。愛猫がどのタイプの爪とぎを好むのかは、実際に試してみないと分かりません。

まずは一番スタンダードで安価な価格にて購入できる段ボール製のものと、少し価格はあがりますが麻縄製の2種類を同時に試して様子をみてみるのがおすすめです。

爪とぎには新しいものでも猫がすぐに馴染みやすいように、またたびの粉が付属している場合が多いです。またたびを好む猫であれば、少量を振りかけてあげて爪とぎをするように誘ってあげましょう。

好みがはっきりと分かれるようであれば、今後は猫が好むタイプの爪とぎを購入するようにすればいいですし、両方を同じように使用しているようであれば価格や掃除の手間などを考慮して飼い主さんの好みで好きなほうを選んであげましょう。

可能であれば大きめの物を選ぶ

猫用の爪とぎで一番多い形は、縦長の細長い形状のものです。

猫が爪とぎをしている時の様子を見ると分かるのですが、このサイズでは安定感があまりありません。

体が少し大きめの猫であれば、爪とぎをするたびに爪とぎそのものが動いてしまい、思う存分研げないこともあります。

本来猫の爪とぎは、前足に思い切り力を入れて行うものなので、爪とぎは固定されているものがベストとなります。大きさも、猫が伸びをした体制でも思い切り爪を研げるような大きめのものがおすすめです。

麻縄製の爪とぎの項目で紹介したような、土台にボール状の爪とぎがセットされているものや、段ボール製でも大きめのサイズがありますので、スペースに余裕があればなるべく大きめのものを選んであげるようにしましょう。

まとめ

猫が爪とぎをする理由や、爪とぎの特徴などを材質別に紹介してきました。

愛猫が違う材質の爪とぎを問題なく使用するのであれば、気分転換にもなりますので、違う材質のものを同時に用意しておくのも大変おすすめです。

また、同じ段ボール製でも目の細かさなどが少しずつ違いますので、色々なものを試してみて、猫のお気に入りを見付けてあげましょう。