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どうしたらいいの!?産まれたての猫を保護した場合の対処方法

記事の執筆者
yuzukei-m
愛玩動物飼養管理士・ドッグライフカウンセラー・動物介護士の資格を保有したライター。猫や犬の飼育歴は20年以上で、現在は猫5匹と犬4匹と生活をし、地域の動物愛護推進委員・保護動物ボランティアも行っています。過去にはブリーディングも行っていました。その経験を元にした情報をお届けします。

思いがけずに、生まれて間もないような子猫を拾ってしまい「どうしたらいいのか分からない!でもどうにかしてあげたい!」と、動物病院などに助けを求める方は多くいます。

すぐに動物病院で診てもらえる環境であればそれでもいいのですが、そうでない場合には何をしてあげるべきなのかを紹介しますので、もしもの時にはぜひ参考にしてください。

子猫はとにかく保温することが大切

産まれて間もない子猫は自分で体温を調整することができませんので、本来であれば母猫が常に温めて保温をしてあげています。

その母猫が側にいない状態の時には、とにかく保温して体を温めてあげることを優先してあげましょう。これは夏場でも同様です。

体の芯まで冷えきってしまうと、室温を温かくした程度では子猫の体は温まりませんので、湯たんぽやカイロを用意してすぐ側に置いてあげます。そのどちらもない時には、ペットボトルにお湯を入れた物をタオルで巻き、即席の湯たんぽを用意してあげましょう。

冷え切っている場合にはお湯に入れてあげる

雨に濡れた形跡がある・肉球まで冷たくて元気がない、このような場合には、40度程度のお湯を用意してその中に子猫の首から下を直接入れてしまいます。お風呂に入れてあげるようなイメージです。

この時には、お湯の温度が冷めないように十分注意をし、お湯に付けた状態で体を優しく撫でて血行を促進してあげるのもおすすめです。

体が温まってきたら、温かい部屋で離れたところからドライヤーをあてて完全に乾かしてあげましょう

ミルクを飲ませてあげましょう

本来子猫は、3時間置きくらいに母猫から母乳をもらいます。母猫とどの程度離れていたのかは分かりませんが、体を温めたらミルクをすぐに与えましょう

子猫に与えるミルクは、必ず子猫用のミルクを利用するようにしましょう。普通の牛乳を与えてしまうと、牛乳に含まれている乳糖という成分のせいで下痢をしてしまう可能性があります。

最近では、ドラッグストアやコンビニでも猫用のミルクを販売しているところが増えてきていますので、比較的簡単に手に入る物になってきています。子猫用が無い場合には、成猫用でも構いません。

猫用のミルクがどうしてもすぐに手に入らない場合には、スキムミルクでも代用することができます。

ただし、これはあくまでも緊急的な代用品ですので、早急に猫用のものを用意してあげるようにしましょう。

子猫は排泄のサポートが必要です

子猫は、オシッコやウンチも自力ですることができません

本来であれば、母乳を与えた後に母猫が子猫のお尻を舐めて刺激をして排泄を促します。この役目を、母猫に代わってしてあげなければいけません。

排泄がきちんと行われていかないと、体の中に排泄物がどんどん溜まり子猫のお腹を圧迫してしまいます。子猫の体はとても小さいので、出すべき物を出さないとミルクを飲むことができなくなってしまいます。

子猫の排泄をする方法

子猫の排泄を促す時には、ぬるま湯で湿らせたガーゼとティッシュを用意しましょう。

ガーゼは、母猫が舐めて刺激をする代わりを務めます。水で湿らせた冷たい物だと子猫が驚いてしまいますので、人肌程度のぬるま湯で湿らせた物を使用するようにしましょう。

子猫の体を支えながら、ガーゼでお尻の辺りを優しく叩くような感じで刺激します。お尻の部分をガーゼで抑えながら、左右に軽くゆすってあげる方法もおすすめです。

軽い刺激を与えるだけでオシッコはすぐに出てくることが多いのですが、子猫によってはウンチがなかなか出てこない場合があります。

2日目もウンチが出ないようであれば、お腹を軽くマッサージしてあげましょう。この時の注意点としては、強く押し過ぎないようにすることです。

3日目になってもウンチが出ないようであれば、動物病院へ一度連れていくのがおすすめです。

子猫は体力があまりなく、あっという間に弱りはじめてしまうこともあります。もしもあまり元気がないようであれば、3日目まで待たずに動物病院で診てもらうことをおすすめします。

子猫の世話をする前後は手洗いを徹底しましょう

子猫は免疫力もあまりありませんので、世話をする時には必ず手を洗って清潔な状態で行うようにしましょう。

もしも他に動物を飼育しているようであれば、特に念入りに行うようにします。

また、子猫はこれまでどのような環境で過ごしてきたのか分かりませんので、先にいる動物たちへの万が一の影響を考慮して、世話をした後にもきちんと手を洗うようにしましょう。

一度は動物病院へ連れて行きましょう

ミルクも順調に飲んで元気に過ごしているようであれば急ぐ必要はないのですが、子猫の様子が落ち着いた段階で一度は動物病院で診察をしてもらいましょう

子猫は正確な性別が分かりにくいことがありますので、性別確認と生後どの程度経っているのかを確認してもらうのと同時に、寄生虫がいないか、何か病気にかかっている可能性はないかなど、一通り確認してもらいましょう。

まとめ

生まれたてのような子猫を拾ってしまった場合に、すぐにしてあげて欲しいことを紹介してきました。

子猫用のミルクを入手すること以外ではそれほど難しいことはありませんので、とにかく保温に気を配りながら対応をしてあげてください。

ただ、こまめにミルクを与えて排泄のサポートをしていくには、時間と手間がかかってしまいます。

離乳食前の子猫は長時間の留守番をすることはできませんので、協力してくれる方がいない場合には早急に動物病院などで相談をするか、協力してくれる方を探すようにしましょう。