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ウェットタイプのキャットフードを選ぶポイントとおすすめを紹介

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ウェットタイプのキャットフードはドライタイプよりも食いつきが良いため、猫がごはんを食べてくれないという悩みを持つ飼い主さんにおすすめです。

個装になっており、毎回新鮮なものを与えることができますし、カリカリに比べて素材そのものの風味や香りが強く、飽き性の猫も比較的継続して食べてくれます。

チキンやビーフ、フィッシュなど、味のバリエーションも豊富なので、猫の好みに合わせて選んであげることができます。

ウェットフードはドライフードと比べると割高ですので、キャットフードのルーティンに加え難いと思っていませんか?しかし、そんなことはありません。

なぜなら、ドライフードを1袋購入して、猫が食べてくれなければ無駄になってしまいますが、ウェットなら1個から購入できるのでお試ししやすいのです。

フードをあまり食べない猫や水分をあまり摂取しない猫には、ウェットタイプのキャットフードが適しているのです。

ウェットタイプのキャットフードってどんなごはん?

一言でウェットタイプのキャットフードと言っても、たくさんの種類が販売されています。
それぞれ、どんな特徴があるのかを詳しく解説していきます。

ウェットタイプのキャットフードは主食になるの?

ゆうゆ

いつもドライタイプのフードを与えていて、ウェットタイプのキャットフードはトッピングするものというイメージがありますが、主食として与えても問題ないのでしょうか?

ウェットタイプのキャットフードには総合栄養食、一般食、副食などがありますが、猫に主食として与える場合は総合栄養食を選びましょう。

総合栄養食と表記されているものは、猫に必要な栄養素を満たしており、水と一緒に与えるだけで1日のカロリーや栄養を補給することができます。

ウェットフードだけを主食として与え続けるとコストが高いので、ドライフードと併用して与えると良いかもしれませんね。

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ウェットフードを選ぶ時は、総合栄養食を選んであげれば、主食として与えても問題ありません。

ウェットタイプのキャットフードの種類

ウェットフードには、フレークタイプ、パテタイプ、スープ・シチュータイプの3つの形状があります。

フレークタイプは、大きめにカットされたチキンやマグロといった具材が詰まったもので、人間で言うツナ缶を想像してもらうとわかりやすいと思います。

ドライフードのトッピングやおやつ代わりに使うことができます。

パテタイプは滑らかなムース状のウェットフードで、柔らかく消化しやすいのが特徴です。

子猫の離乳食やシニア期に入った猫の食事など、応用できる範囲が広く使いやすいタイプだと思います。

薬や整腸剤を飲むのを嫌がる猫には、パテタイプのものに混ぜて食べさせたりすることもできるので常備しておくと便利です。

ちなみに我が家ではパテタイプを一番多く使用しています。

スープ・シチュータイプは水分含有量が最も多いので、具材が入っていない方が好きな猫や、カリカリをウェットでふやかして栄養価が高いごはんを作る時に向いています。

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猫の好みや体調に合わせて、フレークタイプ、パテタイプ、スープ・シチュータイプのどれを使うか選んであげると良いでしょう。

ウェットタイプを与えるメリット・デメリットとは?

ウェットフードの特徴が分かったところで、与える前に知っておきたいメリットとデメリットについて考えてみましょう。

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まずは、ウェットタイプを与えるメリットから紹介します。

メリット1:水分と栄養分を同時にとれる

ウェットフードを与えることで自然に飲水量が増え、栄養分も摂取できるというメリットがあります。

ドライフードの水分量は10%程度以下であるのに対し、ウェットフードの水分量は75%程度です。

猫は元々砂漠で派生した動物なので、水分の摂取が苦手な場合が多いです。
正常な猫の1日の飲水量は、体重1kgあたり40~50mlといわれています。体重4㎏の猫なら160~200mlです。

飲水量が少ないと下部尿路疾患のリスク・再発率が増加したり、腎臓に負担がかかったりするので、水を飲んでほしいと願う飼い主さんも多いのではないかと思います。

ウェットフードは食いつきが良いので、手軽に飲水量を増やせる方法の一つです。
ドライフードを併用すると、栄養と水分を同時に摂ることができて嗜好性の高いごはんを作ることもできます。

メリット2:猫本来の食生活に近いので食いつきが良い

ウェットフードはドライフードと比較すると、猫本来の食生活に近いものなので食いつきが良く、猫の体に適したキャットフードです。

小動物を捕食してきた猫にとって自然な食事とは、タンパク質と脂肪、水分の割合が高く、炭水化物の割合が低いごはんです。

新鮮な肉や魚をふんだんに使用し、ドライフードほど熱処理を施していないので素材そのものの風味や香り、触感が残っています。

猫にとって食べごたえがあり、満足感や満腹感を得やすいかもしれません。

良質な動物性タンパク質がしっかり摂れて食いつきが良いので、ドライフードをあまり食べない猫にも適しています。

ウェットのキャットフードのデメリット

ゆうゆ

ウェットフードは良い点ばかりのように感じますが、デメリットはありますか?

ウェットフードのデメリットは、1ヶ月あたりのコストが高くなることや、水分量の多いウェットフードを一度にたくさん食べると便が緩くなる可能性があることです。

厳選した素材が使われていて、人工添加物や着色料がほとんど含まれない、もしくは無添加のウェットフードは猫の健康維持に役立つのですが、良い素材を使っているのでどうしても価格が割高になります。

必ずしも毎日与えなければならない訳ではないので、ドライフードの食いつきが悪い時にフレークタイプやパテタイプを与えてみましょう。

また、胃腸が弱っている時に消化の良いパテタイプやスープタイプを食べさせて様子をみるなど、困った時に使うという方法もあります。

毎日食べさせるにはコストが高くても、スポット的に使用すれば経済的な負担が抑えられます。

我が家では、いざという時のためにウェットフードを常備していて、必要な時に与えています。
ウェットフードは一度にたくさん与えるより、ドライフードに徐々に混ぜて与えると、便が緩くなり難いです。

ウェットタイプのキャットフード選びのポイントは?

ペットショップやホームセンターへ行くと、たくさんの種類のウェットフードが並んでおり、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね。

そこで、どのような点に気を付けて選べば良いかを解説します。

グレインフリーや穀物の少ないウェットを選ぶ

パッケージにグレインフリーと記載されているものは、穀物を使用していないドッグフードです。

猫の消化管は短く、でんぷんを分解する酵素のアミラーゼが少ないので、穀物を消化するのが苦手です。
グレインフリーや穀物の少ないウェットフードを選ぶことで、猫の消化管への負担が少なくなります。

日本では“人間の食事は国産が安全”とされていますが、ペットフードにおいてはペットフード関連の法律が厳しい欧州産のものの方が安全性は高いです。
特にヨーロッパではグレインフリーのキャットフードがスタンダードになっています。

グレインフリーのウェットフードは、原材料のチキンやフィッシュ、ビーフやターキーなどの動物性タンパク質にこだわり、人間が食べる食材と同レベルの原材料を使用したヒューマングレードが主流です。

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肉や魚などの良質な動物性タンパク質をしっかり摂ることができるグレインフリーのウェットフードを選んで、猫の体に優しい食事を提供してあげましょう。

添加物の使用を最小限に抑えたウェットフードを選ぶ

添加物のなかには猫の体に影響を与えるもの栄養分として不必要なものがあるので、添加物の使用を最小限に抑えているものや無添加のウェットフードを選びましょう。

危険な添加物には、BHAといった酸化防止剤や、亜硝酸ナトリウムといった発色剤などがありますが、製造コストを下げるためや人間がおいしそうに見えるように添加されています。

人工添加物や着色料は、適正な範囲であれば問題ないという見解もありますが、獣医学は日々進歩しているので適正な範囲も今後変わってくる可能性があります。

人工添加物を使わなくても天然添加物で代用するなど、猫の体への負担を減らす方法もありますので、あえて人工添加物を使用したウェットフードを選ぶ必要はないと思います。

目的に合わせたウェットフードを選ぶ

体重管理や猫の食欲増進など、ウェットフードを使用する目的はさまざまですので、目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。
ドライフードだけでは改善し難い問題も、ウェットフードを使うことで改善することがあります。

例えば、肥満猫用のドライフードだけで体重管理をするよりもウェットフードを組み合わせた方が水分量を多く含む分、満腹感を得やすいため体重管理に向いています。

また、ウェットフードは前述のように食いつきが良いので、猫の食欲増進にも打ってつけです。

それぞれの用途に合ったタイプを選ぶことで飼い主さんのお悩みも解決しやすくなります。

おすすめのウェットタイプのキャットフード

おすすめキャットフード

これまでに解説したポイントに着目して、猫におすすめしたい高品質なウェットタイプのキャットフードを紹介します。

1. ヤラー キャットディナー(全年齢におすすめ)

ヤラーはオーガニックで無添加のキャットフードを製造する、有名なペットフードのメーカーです。

「Skal」という国際的なオーガニック認証団体の厳しい基準をクリアして、オーガニック認証を受けています。

また、「CRAV」というスウェーデンのオーガニック認証団体からもオーガニック認証を受けている、猫の健康に徹底的にこだわったメーカーです。

「ヤラー キャットディナー チキン缶」は子猫から成猫まで食べさせることのできる全年齢対応の総合栄養食です。
オーガニック認証された原材料を100%使用し、合成保存料や着色料不使用で安心して与えることができます。

1缶に400g入っており、成猫なら1日200~400gの給与量が目安です。

気になる食いつきですが、4頭いる我が家の猫は「ヤラー キャットディナー チキン缶」が好きでおいしそうに食べてくれます。

いろいろなウェットフードを試していますが、そのなかでもお腹の調子も良いように感じます。

デメリットは、最高級のヒューマングレードのウェットフードなので価格が高いという点です。

しかし、幼猫の離乳食や、カリカリをあまり食べない猫に効率的に栄養補給させるためのごはんとして使っているため、困った時のために便利なフードとして我が家では常備しています。

商品分類 総合栄養食
主原料 鶏肉鶏内臓肉
人口添加物
内容量 400g
1kg単価 1,782円

2. 「ブッチ・ジャパン ジンジャー・トム」(偏食の猫におすすめ)

ハムのような形状でかわいいい猫のイラストが印象的な「ブッチ・ジャパン ジンジャー・トム」は、安全性が高いニュージーランド産のラムやチキンをふんだんに使用した無添加のキャットフードです。

肉類の配合率が94%で、肉好きな猫向けのジンジャー・トム(グリーン)と、魚好きな猫向けのジンジャー・トム(ブルー)、犬猫兼用で与えられるブルー・レーベルの3種類あります。

ジンジャー・トム(グリーン)の内容量は600gで、体重4kgの猫にブッチのみを与えるなら約2.5日分です。

いずれも総合栄養食で長年の研究成果により100℃未満の低温・短時間調理で生肉と同じ栄養成分と水分含有量を可能にしています。

極少量の玄米や穀類が入っていますが、玄米は茹でて破砕し、グルテン除去された穀類を使用しているので、猫の消化やアレルギーに配慮されていることがわかります。

猫本来の食生活を再現したようなごはんなので、我が家の猫達もおいしそうに食べてくれます。少し温めてあげるのがおすすめですよ。

3種類のうち、どれが愛猫に合うかわからないという方は、初回限定のトライアルセットを試してみましょう。

ボンレスハムのように切り分けるスタイルなので、おまけとして付いてくる特製のキャップが重宝しますよ。
切り口にキャップをはめて冷蔵庫の中に立てて保存すると、場所をとることもありません。

ブルー(運営者)

環境規制が世界一厳しいと言われるニュージーランド産の安全・安心な肉をたっぷり入れたウェットフードで愛猫の健康をサポートしてあげましょう。
商品分類 総合栄養食
主原料 ラム
人口添加物
内容量 600g
1kg単価 1,490円

3. ニュートロ デイリーディッシュ(シニア猫におすすめ)

「ニュートロ デイリーディッシュ」は、プレミアムフードのウェットタイプのなかではコストパフォーマンスが良いのが特徴です。

真ん中で二つに割れるパッケージを採用しているので、猫のサイズや食いつき、便の調子に合わせて衛生的に給与量を調整して与えることができます。

味はチキン、サーモン&ツナ、チキン&エビ、ターキーの4種類。
魚好きな猫や肉好きな猫にも、好みに合わせて味を選んであげられますね。

総合栄養食であり、ウェットフードのなかでは1gあたりの栄養素やカロリーが高めになっています。

キャットフードを少ししか食べない猫や病気ではないけれど食欲不振の猫に、少しの量で充分な栄養素やカロリー摂取ができるのでおすすめです。

パテタイプなので、動物病院で処方された整腸剤などの錠剤を砕いてウェットのなかに入れて与えると、薬が苦手な猫にも飲ませやすいと思います。

グレインフリーで添加物は必要最小限に抑えられているので、我が家の猫達の食いつきも良く、健康面でも安心して与えられるウェットフードです。

デイリーディッシュのみを与える場合、体重4kgの犬で1日約3個が目安となります。

商品分類 総合栄養食
主原料 チキン/サーモン/ラム
人口添加物
内容量 75g
1kg単価 2,600円

4.カナガンキャットフード チキン&サーモン(全年齢におすすめ)

「カナガンキャットフード チキン&サーモン」は、カナガンキャットフードのウェットタイプです。
ワンランク上の美味しさを目指して、厳選された素材を贅沢に使用して作られています。
主原料であるチキンを原材料の58%、そのチキンの美味しさが詰まったスープを32%も使用して、とろけるスープ仕立てになっています。

総合栄養食になりますので、これだけを与えても必要な栄養素は十分に摂取できるのですが、同じカナガンから販売されているとドライフートにトッピングすると、とろみのある旨味が詰まったスープがドライフードによく絡まって美味しさが倍増されます。
原材料には良質なサーモンのほぐし身も加えていますので、チキンと合わせて高タンパク質で栄養価の高いウェットフードとなっています。

更に、人工的な添加物や穀物を使用していませんので、大切な愛猫の毎日の食事として安心して与えることができます。

1缶は75g入りで、成猫に与える場合には1日に2~3缶が目安となっています。
カナガンキャットフードのドライフードと合わせて与える時には、給餌量を調整してください。

全年齢対応のウェットフードですので、離乳食の始まる子猫から噛む力が段々と弱くなってくる高齢猫まで与えることが可能です。

商品分類 総合栄養食
主原料 チキン
人口添加物
内容量 75g
1kg単価 6,000円

上記のウェットフードは単品で猫に与えても良いのですが、私はドライフードと併用して猫の食いつきや体調に合わせてあげています。

良かったら参考にしてくださいね。

ウェットフード8種の比較表

先に紹介したウェットフードと合わせて、いくつかのウェットフードを比較した表になります。

フード名 おすすめ度 主原料 内容量 1kg単価
ヤラー キャットディナー チキン缶 ★★★★☆ 鶏肉鶏内臓肉 400g 1,782円
ブッチジャパン ジンジャートム ★★★★★ ラム 600g 1,490円
ニュートロ デイリーディッシュ ★★★★★ チキン/サーモン/ラム 75g 2,600円
カナガン チキン&サーモン ★★★★☆ チキン 75g 6,000円
シシア チキンフィレ ★★★★☆ チキン 50g 4,413円
ナチュラルバランス ベニソン&グリンピース ★★★★★ 鹿 156g 2,769円
ウェルネス チキン&ターキー ★★★★★ チキン 85g 1,905円
ナウフレッシュ ワイルドサーモン ★★★★☆ サーモン 182g 4,450円
モンプチ グリルサーモン ★★☆☆☆ ポーク 50g 1,660円
フィリックス ツナ ★★☆☆☆ ビーフ 70g 801円
カルカン まぐろ ★★☆☆☆ カツオ 70g 793円

ウェットタイプのキャットフードを上手に活用する方法

ウェットタイプの与え方のコツ

冷たい食事が苦手な猫もいるので、ウェットは常温か30~38℃にレンジで温めてあげたり、軽く湯せんしたりするのがおすすめです。

温めることで香りが立って嗜好性が増すので、猫の食いつきも良くなりますよ。

ちなみに私は、「ヤラー キャットディナー チキン缶」は常温、「ブッチ・ジャパン ジンジャー・トム」は軽く温める、「ニュートロ デイリーディッシュ」は常温で与えます。

ブルー(運営者)

ウェットフードの与え方によって、猫の食いつきは違ってくるのでいろいろと試してみると良いですよ。

また、ドライフードを新しく変える時に1週間~10日かけて、徐々に新しいフードの量を増やしていくのと同じで、ウェットフードも徐々に切り替えていきましょう。

いきなりたくさん与えてしまうと、胃腸がびっくりしてしまったり、味に馴染み難くなってしまったりするかもしれません。

また、一度に大量に与えると便が緩くなってしまう可能性もあります。

ウェットフードは常温かレンジで人肌程度に温めてあげて、いきなりたくさん与えないようにするといったコツを押さえて、猫においしくごはんを食べてもらいましょう。

開封後のウェットの保存方法

開封後にウェットフードが残ってしまったら、密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存して翌日には全て与えるようにしましょう。

冷蔵保存した場合、常温に戻してから与えると猫の食いつきが良いです。

冷凍したウェットフードは、解凍した際に密封袋や密閉容器の内部に外気との寒暖差で結露を生じて雑菌が繁殖する原因になることもあるので、冷凍保存はおすすめできません。

開封したものは早目に食べた方が衛生上良いですが、少食の猫に与える場合はウェットフードを半分に分けて、片方を密閉容器に移し替えれば、翌日まで冷蔵庫で保存できるのです。

まとめ

今回はウェットタイプのキャットフードについて解説しました。
ウェットフードは味や食感、風味のバリエーションも広く、カリカリをあまり食べてくれない猫でも喜んで食べてくれるキャットフードです。

また、水を飲む量が少ない猫は自然に水分補給できますので、飼い主さんの悩みを解決してくれます。

昨今、自然災害が増えていますが水分と栄養を同時にとれるウェットフードは防災対策用としても常備しておくメリットがあります。

ドライフードと比べると割高ですが、猫の健康に良いキャットフードを選んであげるのも飼い主さんの愛情だと思います。

「ブッチ・ジャパン ジンジャー・トム」のようにトライアルセットのあるウェットフードもあるので、まずは与えてみて猫の食いつきや体調を確認してみてください。

飼い主さんの悩み解消と猫の健康のために、猫の好みに合ったウェットフードを選んであげましょう。